1,500円の入場料を払う本屋さんがあることをご存知ですか?
「入場料が必要な本屋さん!?料金が結構高くない?」
私も最初は同じことを思いました(笑)。
中には、「何だか敷居が高そう…」と中々足を踏み込めない人もいるかもしれません。
今回訪れた六本木にある「文喫(ぶんきつ)」は、制限時間はなく一日中利用できるブックカフェです。
一人時間を過ごすのにピッタリなんですよ!
2021年春には福岡にも新店舗ができ、どんどん拡大中です。
文喫はどのようなシステムなのか、店内はどのようになっているのか、確認しに行ってきました!
気になっている方のお役に立てれば嬉しいです。
※2020年3月3日に訪れました。写真を掲載していますが内観など変更になっている可能性があります。情報は最新のものに随時更新しています。
「文喫(ぶんきつ)」とは
六本木駅から徒歩1分の場所に「文喫」はあります。私は六本木に行くのは2回目だったのですが、進む方向さえ間違えなければ、迷わずに行けます。
「文喫」は、2018年12月に青山ブックセンターの跡地にオープンし、「入場料を払う本屋」として、話題になりました。
「本と出会うための本屋」が文喫のテーマとなっています。
本との一期一会の出会いを大切にしているため、同じ本は1冊もないのだそう。
文喫の入店からの流れ
文喫のたしなみ方
入場料 1,500円(税別)※土日祝は1,800円(税別)
一、総合受付で入場バッジを受け取る
二、飲食受付で珈琲・煎茶(おかわり自由)を受け取る
三、じっくりと本を選び、好きな席で過ごす
四、意中の一冊と出会うかもしれない
五、店内の全ての本が購入可能
六、お帰りの際は入場バッジを受付に返す
営業時間は9:00から23:00まで。
1日中滞在することもできるんです。
文喫 六本木
東京都港区六本木6-1-20 六本木電気ビル1F
TEL 03 6438 9120
9時〜23時(L.O.22時30分)
不定休
入場料1,500円(税抜)
文喫の店内の雰囲気
文喫のエントランスにある「展示室」は、定期的に企画展が行われています。無料エリアなので、入場料を払わなくても気軽に行けますよ!
階段を上がった先には、本がズラリと並ぶ「選書室」があります。
ビジネス書や自己啓発本からデザイン・アートなど、約3万冊の書籍を販売。
もちろん、入場料を払えば読み放題です。
気に入った本は購入することもできて、入場客のうち、約3~4割が本を購入しているんだそう。
さらに半階段を上がったところには、机と椅子が用意された「閲覧室」や、複数で利用する「研究室」があります。
小腹が空いたら、ゆっくり食事が楽しめる「喫茶室」へ!
いろいろなテーブルやイスが並んでいます。
実はこのフロアが1番空いていたので、私はここで長居していました。
隣のフロアには食事をする用のテーブルとイスが置かれた席があります。
(この日はイベントのため、予約席で埋まっていました。写真も撮れず…)
ここの「喫茶室」には、無料で使えるロッカーがあります。席を離れるときでも安心です。
こちらは、ドリンクなどを注文するカウンター。
コーヒーと煎茶が無料で飲めて、おかわり自由です。どちらも、ホットとアイス両方飲むことができます。
セルフではなく、スタッフの方に伝えると、用意してくれる形式です。
煎茶は宇治から取り寄せたものだそうですよ。
有料になりますが、カフェラテやロイヤルミルクティー、ジュースなども注文することができます。
11:30からは、アルコールの販売もあるんです。
「選書室」以外は飲食OKです。
基本はコーヒーカップでの提供ですが、帰る際の一杯にはテイクアウトカップの利用ができます。
こちらは喫茶室にあるカウンター席。
テーブルにはコンセントが付いているので、充電もできます。
店内にはWi-Fiがとんでいるので、パソコンを持ち込んで作業もできます。
Wi-Fiのパスワードは、受付でもらったバッチの裏に書かれていますよ。
横を見ると、喫茶店にいるかのような席もありました。
文喫のお食事メニュー
私が行った日はイベントが行われていて、食事メニューは通常のものではありませんでした。
今回は、全国を旅しながら喫茶店を営む、クリームソーダ職人とカレー職人 が腕をふるう、カレーやクリームソーダを販売していました。
売り切れメニューもあって、カレーやクリームソーダ目当ての方も多かったです。
私が注文したのはこちら。
海老とオクラのガンボカレー
かなり優しいお味で、野菜の甘さが引き立っています。オクラも美味しい!
通常の食事メニューの一番人気は「牛ほほ肉のハヤシライス」1,080円(税抜)だそうです。
Bonjou😍「牛ほほ肉ハヤシライス」を食べてみました。美味しいです
📚六本木の「文喫」入場料1,500本屋📚
コーヒー☕️・煎茶🍵おかわり自由
デザートの「とろけるカスタードプリン」580円(税抜)も人気。少し固めのプリンは、ビターなカラメルとの相性もGood!
何度も通うなら定期券がおすすめ
文喫では、2019年9月からお得な定期券が発券されるようになりました!
月額10,000円を支払えば、平日通い放題です。
月7回以上行けば元が取れます。
通常だと再入場はできないのですが、定期を持っていれば1日に何度でも出入り自由。
朝コーヒーを受け取って会社に行って、お昼にまたコーヒーを飲みに来るというのもよいですね。
文喫の混雑状況
全体で約90席の座席がありますが、80名前後になったら入場規制がかかるそうです。そのため、混雑して座れなくなる心配はありません。
滞在時間を気にする必要がなく、開店と同時に訪れて閉店までいてもよいのだそう。
休日は混雑しているので、ゆっくり過ごしたいなら午前中に訪れるのがおすすめです!
平日は夕方にかけて人が多くなるそうです。ただ、週末よりは比較的入りやすいようですよ!
満席の場合は、Twitterでお知らせしてくれるので、こまめにチェックしてみてください。
ただいま満席のため入場規制を行っております。現在、1Fフロアでお待ちいただけるお客様に整理券をお渡ししております。入場規制を解除しましたら、またこちらでお知らせいたします。
— 文喫 六本木 (@bunkitsu_rpng) March 14, 2021
会社帰りに立ち寄って、一人本に没頭するという過ごし方もよいですね。
結論:文喫の入場料1,500円はお得!
文喫の1,500円という入場料は、実際に利用してみるとかなりお得だなと感じました。
一日中いてもOK、ドリンク2種飲み放題、眠くなったら寝てもいい、そして心ゆくまで本を読むことができる。六本木という立地も考えれば、安いのではないでしょうか?
六本木で時間潰しをする際には、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。